サポート事例
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東京都、秋葉原のデジタルハリウッド大学大学院 教授 三淵啓自先生は「セカンドライフ」をはじめとする仮想世界の有効利用について教えている。また、「メタバース」の会員専門サイトの管理をボランティアで行っている。今回は、三淵先生に「セカンドライフ」の世界を案内していただきながら、三淵先生がRYUSの天野龍司氏に依頼した仕事について、詳しく話を伺った。
もくじ
  1. デジタルハリウッド大学で三淵先生が教えていること
  2. 仮想世界「セカンドライフ」について
  3. RYUSの天野龍司に仕事を依頼した理由
  4. 天野の仕事への評価         
  5. XOOPSを使って実現したいこと
  6. 今後、RYUSに仕事を頼もうと思うのなら
  7. 今後の期待


 

■デジタルハリウッド大学で三淵先生が教えていること


-- 三淵先生は、デジタルハリウッド大学大学院でどんなことを教えていらっしゃいますか?

私は「セカンドライフ」という仮想空間の有効利用について教えています。「セカンドライフ」とは2004年にアメリカのリンデン・ラボ社が創った「インターネット上にある仮想世界」のことです。現在、世界中で1500万人以上のユーザー(プレイヤー)がいます。

ユーザーは「アバター」というキャラクターを3D画像でつくり、アバターを操作して仮想世界に入ります。「セカンドライフ」の中では仮想通貨が流通し、一日2億円が動く巨大なビジネスとして世界中から注目されています。日本では2007年にブレイクし、多くの日本企業が参入しています。

-- 三淵先生が書かれた「セカンドライフ」に関する著書を下記に紹介させていただきます。
 

ありがとうございます。セカンドライフに関して、初心者の方から、企業家の方、セカンドライフビジネスを成功させたい方に向けて、セカンドライフのガイドブックを著しました。興味を持っていただけたら幸いです。
三淵啓自先生の著書および、監修本
■仮想世界「セカンドライフ」について

 

-- 「セカンドライフ」について、くわしく教えてください。

下記の画像で、「セカンドライフ」の世界を一部ですが紹介させていただきます。セカンドライフの画像は、ユーザーが3Dグラフィックソフトを使って作成しています。これらはアニメーションソフトで自由自在に動かすことができます。

●アバターを動かして、バーチャルで遊ぶ
3D映画「アバター」で、名前が有名になりましたが、セカンドライフで私たちが使うのも「アバター」です。仮想世界の中を自由に移動し、楽しむことができます。 

●ボイスチャットで英会話力を鍛える 
「セカンドライフ」にはボイスチャット機能が搭載されているので 語学学習に利用する学校も増えています。神田外国語学院は、仮想空港内での英会話が必須科目になっています。

●「セカンドライフ」 は一日に2億円が動く!
「セカンドライフ」ではリンデンドルという仮想通貨が流通していて、その通貨はアメリカドルと交換できます。動くお金は、一日におよそ2億円といわれています。

 

「セカンドライフ」では人間社会に存在するあらゆるものが流通していて、仮想世界の通貨で売買できます。(※土地、建物、乗り物、ファッション、音楽、アート、アニメーション、教育、ビジネス、サービス、レジャー施設、娯楽、旅行など) 

-- ウエディングの画像がありますが、セカンドライフの中で結婚もできるんですか?

はい。結婚できます。結婚式を挙げる教会もありますし、神父さんもいます。ウエディング衣装や指輪を売っているショップもありますし、新婚旅行にも行けます。仲間がウエディングパーティーに駆けつけて、歌ったり、一緒に踊ったりもできるんですよ。

-- 楽しそうですね。セカンドライフでは、ほかにどんなことができるのでしょうか?

セカンドライフはモラルに反すること以外、なんでも自由にできる世界ですから、かえって何をやっていいかわからなくなる、というお話もよく聞きます。好きなものをつくって売ったり、家を建てたりできますし、企業の面接試験や会議などもアバターを使って行われています。しかし、セカンドライフでできることは、もっとたくさんあります。こちらに、個人、仲間、学校、企業で、それぞれ活用されていることを紹介します。よろしければ、ご参照ください。 (※クリックでセカンドライフでできることの詳細、一覧表へ) 

-- 「アバター」はボイスチャットで会話するとのことですが、英語で話をしているのですか?

はい、ほとんど英語です。ヘッドフォンやスカイプなどは使わなくてもそのままで話ができます。キーボードでのチャットも英語が主流ですが、2007年から日本語も使えるようになったので、英語が苦手な方も楽めます。

「セカンドライフ」は、海外で公開授業や講演会なども「アバター」を使って実現できます。私も何度か海外の講義をアバターを使って行っています。

-- 「アバター」を使った三淵先生の公開授業とは、どういうものですか?

三淵先生のアバター(分身)

シンガポール国立大学での授業を例にあげます。

シンガポール学会主催で「メタバースにおけるエディケーション教育について」という講義を行うことになっていましたが、その頃、豚インフルエンザが大流行していて、飛行機に乗るのは危いから、どうしようかと考えていました。

そこで、「セカンドライフを使って、公開授業をやってみませんか」と、シンガポール学会に提案しました。

「講義の内容にピッタリだ」と、学会が、私の提案を快く承諾してくださり、アバターでの公開授業をすることになりました。

シンガポール国立大学の大型ハイビジョン画面に「セカンドライフ」を映し、ボイスチャットで音声を流し、私は「アバター」を操作しながら、無事に講義を行うことができました。

-- 講義の課題にあった「メタバース」とは、なんですか?

「メタバース」とは「セカンドライフ」をはじめとするネット上に存在する3次元仮想空間のことです。仮想世界と、そこに集まる人が作った社会をさす言葉です。もともとはSF作家のニール・スティーヴンスン氏が用いた造語で、「メタ(meta)=超越」と「ユニバース(universe)=宇宙、世界」が組み合わされたものです。

私は、メタバースに関して活動している団体を応援するサイトを運営しているのですが、このサイトでは仮想世界の有効利用について研究したり、情報交換したりしています。日本独自の文化(アニメ・漫画・音楽・映像など)の著作権についての新しい提案や働きかけもしています。総務省のサイバー特区プロジェクトについてもこのサイト上で運営していました。
 
(※クリックでメタバースサイトへ

こちらが「メタバース」の会員専用サイトです。

以下の4つの団体がボランティアで運営・管理をしています。

・メタバース協会
・メタバースフォーラム
・市民ネットワーク
・デジタルハリウッド大学院、セカンドライフ研究室

■RYUSの天野龍司に仕事を依頼した理由


-- RYUSの天野龍司氏に仕事を依頼した理由をお聞かせください

「メタバース」の会員専用サイトに、ログインできないという不具合が起こったからです。 「これを直せる人は、天野龍司しかいない」と、天野さんの名前が頭に浮かびました。

自分でも、時間をかけてがんばればなんとか直せたかもしれませんが、そんな余裕はない。一刻も早く、復旧させなくてはという思いで、背中に冷や汗をかきながら、RYUSの天野さんに電話をしました。

-- その不具合とは、どういうものだったのか詳しく教えてください。 

「メタバース」で使用していたネットコモンズ(NetCommons)というシステムのデーターベースが壊れたんですね。そのときは何とか直すことができたのですが、今後同様の事態があったときのことを考えて、改めて天野さんに相談しました。

前からバージョンアップしなくてはと思いながら、怖くてできませんでした。うかつに触ると、画面が真っ白になって、サイトが消えてしまうこともあるんです。

いい機会なので、システムのサポートとバージョンアップもお願いしました。ボランティアで管理運営していることをわかっていた天野さんが、良心的な価格で引き受けてくれました。細かいことを言わなくても、わかってくれるのが天野さんのいいところなんです。

-- RYUSの天野氏と知り合ったきっかけを教えて下さい
 

(左)三淵先生、(中央)RYUS天野氏、(右)RYUS兎本氏

天野さんとは「セカンドライフ」でお話したのがきっかけで知り合い、大学主催のセカンドライフ研究会に参加していただきました。

右の画像は、セカンドライフの中でお会いしたときのスクリーンショットです。チャットをつかって、会話しているところです。

天野さん(中央)の隣にいらっしゃるのは、RYUSの兎本さんのアバター(右)です。

 

RYUSの天野龍司です。サングラスに黒服姿で失礼いたします。実はデジタルハリウッド大学で三淵先生に初めてお会いしたときも、サングラスに黒いスーツでした。オンラインで知り合った方達とのイベントに参加するときは、アバターと同じサングラス姿と決めていたのです。

今回、システムのサポートの件で、あらためてお伺いしたときには、サングラスをかけずにお会いしたのですが、三淵先生が『あれ?印象がずいぶん変わりますね』と、サングラスのことで話がはずみました。三淵先生のさりげないお気遣いがうれしかったことが心に残っています。
■RYUS・天野氏の仕事への評価


-- RYUSに依頼した仕事への感想をおしえてください。 

天野さんはマニアックなほど、オープンソースに詳しく、サイト管理を任されている私にとっては、本当に頼りになる存在です。 今回の仕事への感想を下記にまとめます。
 

  • すばやさと、確かな技術力 
  • 突然のシステムトラブルにも、迅速な対応してくれました。あっという間にシステムを修理していただくことができました。そのすばやさと技術の高さに感動しました。おかげで大事に至らず、助かりました。
  • オープンソースに詳しい 
  • 天野さんはXOOPSだけでなく、NetCommonsにも、精通しています。この業界で彼が有名になった理由がわかりました。ノウハウを全て把握している。頼もしく感じました。
  • 気さくな人柄で、相談しやすい 
  • 依頼したサイトがボランティアで運営している低予算のサイトだということを、よく理解してくださって、学校の予算内で全てやってくれました。 気さくなお人柄で、相談しやすかった。

「天野さんは頼りになります」

今度、天野さんに「XOOPS攻略法」の講義を「セカンドライフ」の中でお願いしたいと考えています。彼の講義を聞きたいXOOPSユーザーがたくさん集まってくださると思います。

実は、天野さんには、他にもお願いしたいことがあるんですよ。
 

■XOOPSを使って、実現したいこと


-- 天野氏に頼みたいこととは、なんでしょうか


天野さんに作ってほしいものが、2つあるんです。 
  1. XOOPSと連動する3Dの掲示板を作ってほしい
  2. 手書きの文字やイラストを、一瞬で配信できるものを開発してほしい
-- 手書き文字を瞬時に配信するツールは、現在、市場にあるのでしょうか?

まだ、ないと思います。なぜ手書きのツールがほしいかというと、 人の手で書いた文字やイラストには、情報だけでなく、感情がこもっていて、臨場感も伝わってきます。アイディアをスケッチして即時に送れるものがあったら、どんなにいいだろうと考えています。

今は、走り書きを生徒に送りたいとき、あわててコピーして手で配るか、スキャンスナップで取り込んでメール添付するか、画像をjpgやgifファイルにしてメールに添付するかです。その手間がまどろっこしい。

天野さん、 XOOPSで画像を共有するポータルサイトと一緒につくってください。期待しています。

 

セカンドライフとXOOPSを連動させる3D掲示板は、作ることが可能だと思います。手書きの文字やイラストを、ワンタッチ操作で瞬時に送信するツールは、私も欲しいと思っていました。iPhoneやiPadのようにタッチパネルで手書きでかいて即座に配信できるようなものを開発してみたいと思います。貴重なご提案をいただき、ありがとうございます。

 

■今後、RYUSに仕事を頼もうと思うのなら


-- これから、RYUSに仕事を頼もうとお考えの方に、アドバイスをお願いします。

一番詳しい人に聞くのが早い

オープンソースの悩みを解消する方法は 、一番詳しい人に相談することだ思います。悩んでいた時間が、うそのようにスッキリしますから。私も、サイトの不具合の問題を抱えたときに、真っ先に天野さんに電話しました。すばやい対応をしてくれたおかげで、大事に至らず、ほっとしました。

システムは勝手にいじらない

XOOPSのユーザーにとって、見やすく、わかりやいサイトにするために、どんな内容にすべきかを考える時間がとても貴重です。システムのことは、専門の方に任せて、内容の充実のほうにエネルギーを注ぐほうが気持ちが楽です。私の場合は、システムのことをRYUSに依頼したので、システムの不具合で悩まされることがなくなりました。本当に助かっています。

こまったら兎本さんの「うさぎにもできるXOOPS Cube入門♪」を見る

兎本さんが制作している「うさぎにもできるXOOPS Cube入門♪」というサイトは、XOOPSユーザーのバイブルといってもいいくらい、よくできています。だれにでもわかるように、やさしく解決策が書かれていますし、わからないことを相談できる掲示板もあります。XOOPSを使ってサイトを作りたいユーザーには、このサイトがおすすめです。(クリックで※「うさぎにもできるXOOPS Cube入門♪」へ)
 

■今後の期待

 

-- RYUSへの今後の期待をお聞かせください

今回、突然のお電話で仕事をお願いしましたが、丁寧かつ、迅速に対応してくださって本当に助かりました。技術の高さに感動しました。天野さん、兎本さん、ありがとうございます。

システムの不具合は、もう起こってほしくありませんが、万が一、またサイトになにか起きたときには、どうぞよろしくお願いします。

これからも「セカンドライフ」の中で「メタバース」の発展と可能性についての研究を続けていきますので、また研究会に参加してください。 そして、「XOOPS攻略法」のアバター講演会の実現に向けて、どんどん話を進めていきましょう。

今後のご活躍を期待しています。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。
   
 
「天野さんのサポートがあれば、安心して仕事に集中できます」
 
三淵先生、お忙しい中、貴重なお話を有り難うございました。

※ デジタルハリウッド大学大学院のWebサイト 
※ 三淵啓自先生の会社 (株)日本WebコンセプツのWebサイト